5/20(土)イベントまとめ
こんにちは!最近あっついですね〜☀️
一昨日も毎週恒例の発達障害当事者イベントをやってきました!
テーマは「仕事」
現代社会で生きていくには、大体の場合何かしらの手段を用いて生活費を稼ぐ必要があります。そのため、「どんな仕事をするのか」というのは、多くの人が考えなければならない問題でしょう。
発達障害を持っている者とて、それは同じ。
そこで一昨日のイベントでは、
「どんな仕事を選び、どんな生き方をしたいか」について話し合っていきました!
一昨日お越し頂いた方は、十人十色、多様な目標を持っていました。
ある者は研究者、ある者は経営者、
またある者はカウンセラーetc…
各々が想いを内に秘め、将来を見据えていました。
素晴らしいですね!!
そして、話は「その仕事に就くためには必要なこと」へ。
夢があるなら、それは実現させなければならない!!
しかし、当事者が理想の仕事に就くためにはいくつか共通する困難が待ち受けていそうです。
その困難の一つには、周囲との協調があります。
仕事となると責任が伴うため、職務を上手くこなせないと周囲との関係が悪くなりやすいですよね…
周囲との関係性を良好なものにするために、当事者に何が出来るだろう…
一昨日の話では、「自分の出来ること、出来ないことについて、他人に伝えること」が重要であるという考えがありました。
自分の特性を客観的に見て、他人に明確に伝えることが出来れば、生きやすい環境を作り出すことが出来ますから。
人は一人ぼっちでは生きていけません。
特に苦手なことが多い、発達障害当事者は尚更のことです。
周囲の人に配慮して欲しいと思うのであれば、まずはどんな配慮が必要なのかを周囲に説明出来るとGoodです!
説明スキルについて言及すると記事が長くなりすぎてしまうので、
今回の投稿では「自分の特性を客観的に見るには、どうすれば良いのか」について
一昨日出た意見をまとめて締めくくりたいと思います。
一昨日は主に3つの方法論が上がりました。
①メタ認知を鍛える。
メタ認知とは認知を認知すること。人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それを行う能力をメタ認知能力という。(Wikipedia)
引用元がWikipediaですが、メタ認知の説明としてはとても分かりやすいですね(笑)
要は自分のことを客観視するということであり、物事を俯瞰して見る目をつけましょうってことです。
鍛え方は沢山ありますが、抽象的思考を鍛える方法として物事の共通点を探すトレーニングがあります。
例えば、中学や高校の漢字のテストでこんな問題出ませんでしたか?
「”高低”と同じ構造の漢字を選びなさい」
①移動②苦楽③同種④圧力
この問題では反対の意の漢字が組み合わさっている②が正解になります。
このような一個上の視点から物事を見るトレーニングでは抽象的思考を鍛えることができ、メタ認知能力が高まります。
メタ思考を鍛えるための方法が沢山書いてある本を一冊紹介しておきます。
宜しければ、ご参考ください😄
最後におまけとして、この本から抽象的思考のトレーニングとして、もう1つ問題を載せておきますね!
「信号機」と「特急の停車駅」の共通点は?
答えが気になる方は是非手にとって読んでみて下さい!
②紙に書き出す
こちらも自分の特性を客観視するには、とても有効かと思います!
自分の思考を目に見える形で外に出すことが出来るので。
過去の経験などを色々書き出してみて、自分の特性について考えてみると良いかと思います!
(これにおいても、メタ認知が優れていると自分の特性をより俯瞰して見ることが出来ると思います。)
③他人に聞く
これもとても有効ではないでしょうか。
自分で自分のことを客観視するのが難しいのであれば、自分の外にある目を借りれば良い!!
ということで、あなたのことをよく知っている第三者にあなたの特性について聞いてしまいましょう!!
以上で一昨日のイベント報告を終わります!!
それでは、また来週!!
0コメント